MSOL 第2四半期考察
決算発表タイミングではないのですが、わたくしの保有する銘柄MSOL(7033)について考察です。
まずこの会社は何をして儲けている会社なのかわかりにくいです。HPに1分でわかるMSOLと箇所がありますが、それを見てもわかりにくい。
この手の会社の説明が分かりにくいことの一つに「カタカナ言葉の多さ」が挙げられます。同じ内容の言葉がしっかり日本であるにもかかわらずカタカナ言葉を使いたがる風潮、意味が分からないと「そんなのもわからないの?」と言いたげな目線。
ただこの会社のHPはそんな業界の中でもわかりやすい方だとは思いますが。
そもそもコンサルティングが分かりづらい(私はわからない)のかもしれません。仮に私が水産加工工場を経営していたとすると、「工場の設備をうまく活用して冷凍食品も作って売りましょう!」って言ってくれるのがコンサルティングなのかなって思ってます。顧客である経営者や会社を儲けさせる仕事。
そう考えると、様々な顧客の情報を持っているのですからそれを大々的にHP等で伝えることはできません。だから業務内容が分かりにくいのかもしれませんね。
説明資料を見ると、この会社の言うPMOとは「参謀」のようなポジションでしょうか。
以前HPや決算報告書、決算短信等読み込んで決済タイミングで買った銘柄のはずですが、この会社について全然理解できていませんでした。今回は本当に良い機会でした。
PER・EPSはいつも通りの計算方法なので、ずれます。
売上は伸びてますが去年は赤字で、その赤字の原因は広告宣伝費だそうです。今年はそれがないから、利益がでているそうです。また、上期に雇ったコンサルタントが下期に数字を積み上げるから、通期目標に対して第二四半期時の達成率が 50%以下でも大丈夫だそうです。
この会社の資料を色々と読んでいて私なりに思うことが多々ありました。
特に当社のビジネスモデルは「月単価xコンサルタント数x稼働率」
だから、コンサルタント数を増やすために採用人数を増やします。(年間採用144名)
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そんなに簡単にコンサルタントってなれるの?
ビジネスや業界に精通しているからコンサルタントなんじゃないの?
確かに今までのノウハウが会社にあれば、諸先輩方から学べるだろうしなによりこの会社でいうPMOで共有すれば、課題解決に向かって進めるのかもしれない。
でもさ、俺が水産加工会社の社長でその業界に何年も何十年もいるのに、今年採用されたコンサルが提案してきたことなんて聞かなくない??
そりゃ取引している会社は超優良企業ばかりで、水産加工工場なんて相手にしないのかもしれないよ。でもさ、沢山採用すれば下期に数字として上がってくるだなんて、それってコンサルタントの質としてどうなの?
って考えてしまった。
そこでコンサルタントの質について調べてみた。
MSOLがどうとかではなく、コンサルタントの質の低下は問題になっているみたいですね。
また、広告宣伝費が今年はかからないから利益が出ますという点。
また広告を打ったら、赤字になるのかね。
私の主力保有株の一つだけど、果たして本当に保有し続けていいのか迷う結果でした。